なぜ日本語には同音異義語が多いのか?

なぜ日本語には同音異義語が多いのか?

なぜ日本語には同音異義語が多いのか?

文字起こしをしているとまず立ちはだかる大きな壁は「漢字を知らないと原稿が進まない」ということです。
例えば「シリョウ」という音が聞こえたとき、それが「資料」なのか「史料」なのかは文脈や意味を把握しないと決められません。

なぜ同音異義語がこんなにたくさんあるのでしょうか?
気になって調べてみると、こういう説がありました。

「音の数が少ないため」

なるほど、日本語の母音は「あ」「い」「う」「え」「お」の5つしかありませんが、英語の母音は24以上もあり、
「あ」という音だけでも、舌の位置や隣接点の違いで「ʌ」「æ」「ɑ」「a」「ə」など複数の音が存在します。
子音との組み合わせを考えれば、いくつものパターンを作り出せるというのも納得です。

ちなみに、日本漢字能力検定協会によると、最も多い同音異義語は「コウショウ」で48個もあるそうです。
一番多い同音異義語は?

意味を知らないと書き言葉にはできないという点で、より多くの漢字を知っていることはやはり校閲者やテープリライターにとって大きな強みとなるようです。

いつかAIが文字起こしを難なくやってのける時代が来るかもしれませんが、文脈や意味によって漢字を使い分けてくれるのか、そして倒置やケバ、語の省略など内容に合わせて原稿をいい感じにまとめてくれるのか、発言者名まで入れてくれるのか、気になるところです。

そんな時代がくるまで、人力の必要性を感じます。

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